TUNER FEATURE — FEATURE
P1 GTRの魂を宿す弩級スクーター
マクラーレンP1 GTRのカラースキームとヤマハ60周年記念のグラフィックを融合させ、独創的なロングホイールベーススタイルを構築した一台。
台湾を拠点に製作されたこの7代目シグナスは、一見してそのただならぬ雰囲気に圧倒される。スーパーカー「マクラーレンP1 GTR」のデザイン言語と、ヤマハのモータースポーツ史を象徴する60周年記念グラフィックを大胆に融合。単なるドレスアップに留まらない、走りへの執念が各部に見て取れる。
独創的なカラーリング
このマシンの最大の特長は、P1 GTRから着想を得たというイエローとブラックを基調としたカラーリングだ。そこにヤマハ伝統のスピードブロックパターンを組み合わせることで、唯一無二の存在感を放つ。ペイントとストライプの精緻な仕上げは、このカスタムのレベルの高さを物語っている。
「ロング&ローの迫力。これぞ現代スクーターカスタムの真髄。」
動力性能の最適化
エンジンマネジメントはMINI XX ECUによって制御され、吸排気系も最適化されている模様。排気系には章魚(タコ)製と思われるマフラーが装着されている。駆動系はSCRK製のフルキットとGSTONE製ギアが組まれ、鋭いレスポンスと加速性能を追求したセッティングと見られる。
迫力のロングホイールベース
シャシーは「超速」ブランド製と見られる後移吊架(エンジンハンガー)により、10cmのロングホイールベース化を実現。低く構えたドラッグレーサースタイルを構築している。リアにはオーリンズ製YA186ショックを装着し、路面追従性を確保。MOS製13インチホイールとワイドタイヤが、その足元を固める。
機能美を追求したコックピット
ハンドル周りはJSTC製「夜鷹」把座(バーハンドルキット)により、よりダイレクトな操作感を実現。メーターは多機能なKOSO RX4に変更され、視認性と機能性を向上させている。細部に至るまでKRACEやREYSといった高品質なパーツが奢られ、一切の妥協がない。
SPECIFICATION
- 01
- 後輪後移: 超速製ロングエンジンハンガー (+10cm)
- 02
- リアショック: OHLINS YA186
- 03
- ホイール: MOS FS20 13インチ
- 04
- 駆動系: SCRK製 CVTキット / GSTONE製ギア
- 05
- フロントブレーキ: BREMBO 484 / FAR SA 267mm
- 06
- メーター: KOSO RX4 多機能メーター
レーシングマシンの意匠と、スクーターカスタムのトレンドを見事に融合させたこの一台。それは単なるバイクという存在を超え、オーナーの美学と情熱を体現した作品と言えるだろう。
PHOTOGRAPHS
07 IMAGES
AI GENERATED · 2026/05/01 11:24 UTC
