STREET BUILD — FEATURE
究極の龍神、降臨
SYM DRG BTをベースに、チタンと芸術的ペイントが融合した台湾発のハイエンドカスタム
台湾のスクーターカスタムシーンは常に我々の想像を超えるが、ここに紹介するSYM DRG BT「艋舺青山號」は、その中でも異彩を放つ一台だ。単なるパーツの集合体ではなく、オーナーの情熱によって「龍」という魂を吹き込まれた芸術作品。細部に至るまで貫かれた美学と、妥協なき性能追求の姿を追う。
芸術の心臓、その力
心臓部には、台湾スクーター界で知られる「67-1000」構成と見られるエンジンを搭載。ここ一番の加速力を得るためのNOS(ナイトラス・オキサイド・システム)も装備する。アクラポビッチ製サイレンサーには、炬銓工坊による手曲げのチタン製EXパイプが組み合わされ、性能と美観を両立させている。
「もはやバイクをいじるのではない、魂を賦与する作業だ。」
走りを支える、至高の選択
強力なエンジンを受け止める足回りも最高峰のパーツで固められる。フロントにGJMS製FSX倒立フォーク、リアにはシャークファクトリー製X2E電子制御ショックを採用。DG製鍛造ホイールとバ風特(Baphomet)製ラジアルキャリパーが、運動性能と制動力を大幅に引き上げている。
龍を宿す、芸術的装飾
このマシンの存在感を決定づけているのが、その外装だ。咔樂塗裝が手掛けた塗装は、見る角度で色味を変える特殊ペイントをベースとし、フロントカウルには手描きの龍が睨みを利かせる。鍛造カーボン製の風防やカバー類が、現代的なレーシングテイストを添えている。
神は細部に宿るチタンの輝き
コックピットはカスタムの真骨頂だ。バ風特によるレーザー刻印が施されたチタン製ハンドルが目を引く。さらに伝動ケースカバーから車体のボルトに至るまで、無数のチタンパーツが投入されており、執念とも言えるこだわりがマシン全体の密度を高めている。
SPECIFICATION
- 01
- エンジン: 67mm-1000ストローク仕様 (推定)、NOS
- 02
- 吸排気系: アクラポビッチ製マフラー / 炬銓工坊製 手曲げチタンEXパイプ
- 03
- フロント足回り: GJMS FSX 倒立フォーク / バ風特 ラジアルキャリパー
- 04
- リア足回り: シャークファクトリー X2E 電子制御ショック / DG 鍛造ホイール
- 05
- 外装: 咔樂塗裝 特殊塗装 / 手描き龍グラフィック
- 06
- 主要素材: レーザー刻印入りチタンパーツ、鍛造カーボンパーツ
この一台は、オーナーが語るように、単なる移動手段としてのスクーターの概念を覆す。それは「龍」という生命を宿した、走る芸術品だ。今後も龍の全身を描く計画があるという。このマシンの進化がどこまで続くのか、我々は期待を込めて見守りたい。
PHOTOGRAPHS
04 IMAGES
AI GENERATED · 2026/05/01 09:21 UTC
