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実用性の追求、アドベンチャースクーター大樂150

台湾の「阿斌機車行」が創り上げた、多目的ユーティリティ仕様。豊富な積載オプションとタフな足回りが、既成概念を打ち破る。

大樂150阿斌機車行
 大樂150

年、多用途性を前面に押し出したスクーターが注目を集めている。台湾・台南の「阿斌機車行」が手掛けたこの一台は、キムコの大樂150をベースに、積載能力と走破性を極限まで高めたカスタムだ。単なる移動手段に留まらない、冒険心をも満たすパートナーとしての可能性を示している。

01

冒険心を煽るヘビーデューティ外装

まず目を引くのは、車体全体に施された「硬漢六輪」のグラフィックラップだ。複雑なパターンがタフな印象を強調する。さらに、Sixis製のサイドキャリア、RSL製の可動式リアキャリア、そしてAsturias製アルミトップケースから成る大容量の積載システムを構築。フロントにもツールボックスやPiaa製フォグランプが装備され、実用性を徹底的に追求している。

スクーターの枠を超え、あらゆる道を走破する相棒へ。

 冒険心を煽るヘビーデューティ外装
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走破性を支える足回り

悪路走破も想定したと思われる足回りの強化は、このカスタムの核心部だ。フロントには剛性を高めたと見られるCNC加工のφ33mmフォークを装着。ホイールはGhost製のワイヤースポークタイプに変更され、タフな印象を足元から支える。ブレーキ系は、Brembo製と思われるキャリパーと川歐力士(Triones)製の浮動ディスクを組み合わせ、制動力を確実に向上させている。

 走破性を支える足回り
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レスポンスを重視した吸排気系

エンジン本体への言及はないものの、吸排気系には手が加えられている。マフラーは、アクラポビッチ製と見られるカスタムエキゾーストを装備。レスポンスとサウンドの向上が期待できる。また、駆動系には番(FAN)製のCNCトランスミッションエアインテークカバーが装着されており、冷却性能の向上に貢献している可能性が高い。

 レスポンスを重視した吸排気系
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機能美と遊び心の融合

ハンドル周りは凱瑞斯(KRACE)製のCNCセパレートハンドルに換装され、Ridea製のブレーキレバーと共にスポーティな操作系を構築。RSL製のカスタムシートは、長距離での快適性も考慮されているようだ。また、後部座席用に「巴風特(Baphomet)」製の子供用グリップが追加されている点は、オーナーのライフスタイルを反映したユニークな装備と言えるだろう。

 機能美と遊び心の融合

SPECIFICATION

01
エキゾースト:アクラポビッチタイプ カスタムエキゾースト
02
フロントサスペンション:客製化 CNCフロントフォーク (φ33)
03
ホイール:Ghost製 鋼絲框 (ワイヤースポークホイール)
04
ブレーキ:Bremboタイプ キャリパー、川歐力士製 フローティングディスク
05
キャリアシステム:Sixis/RSL/Asturias製 フル積載キット
06
外装:硬漢六輪 カスタムグラフィックラップ

この大樂150カスタムは、スクーターが持つ元来の利便性に、アドベンチャースピリットを融合させることで、新たな可能性を切り開いた。細部にまでオーナーのこだわりが反映されており、単なるカスタム車両ではなく、ライフスタイルそのものを表現した一台に仕上がっている。

PHOTOGRAPHS

07 IMAGES

AI GENERATED · 2026/05/01 11:26 UTC

出展車両

SCS 2026 Taiwan Championship of Custom Scooter Building

SCS 2026 ─ 台湾スクーターカスタム選手権 · 4/17–4/19 松山文創園区 5号倉庫