SCOOTER CUSTOM — FEATURE
芸術的低車高。ヤマハVinoカスタム
エアサスペンションと極太リアタイヤが織りなす、台湾SMFによる移動するアートピース
ヤマハの定番スクーター「Vino」をベースに、常識を覆すカスタムが台湾から登場した。これは単なる移動手段ではなく、ストリートの視線を集める「移動する芸術」をコンセプトに製作された一台。極限まで下げられた車高とアンバランスなほどのワイドタイヤが、その強烈な個性を物語る。
アートとしての外観デザイン
本車両の核心は、その唯一無二のスタイリングにある。「Alenpainting」によるカスタムペイントが施されたボディは、あくまでミニマル。しかし、SMF特製のエアサスペンションを解放し、地面に完全に着地したその姿は、静かながら圧倒的な存在感を放つ。ワイド化されたリア周りとの対比が、計算されたアンバランスさを生み出している。
「「完全着地」という非日常を、エアサスペンションで実現する。」
完全着地を可能にする足回り
このマシンの最大の特徴は、SMFが手がけた前後カスタムエアサスペンションだ。専用設計されたこのシステムにより、停車時には物理的に走行不可能なほどの低車高を実現。フロント2.5J、リア7Jという極端なホイール設定も、この強烈なスタンスを支える重要な要素。ブレーキにはFrando製マスターシリンダーとBrembo製キャリパーが奢られ、制動力も抜かりはない。
機能美を追求した心臓部
エンジンルームにはエアサスペンション用のコンプレッサーなどが整然と配置される。性能に関する詳細なスペックは不明だが、SMFによる手曲げの「ドーナツ」型エキゾーストパイプと、モリワキ製チタンカラーサイレンサーの組み合わせは、見た目だけでなくサウンドにもこだわったセレクトと見られる。エンジンそのものへのチューニングよりも、全体の機能美を優先した構成の可能性がある。
ドイツ製高級パーツで固めた操作系
ハンドル周りは、ドイツのMotogadget製パーツで統一。スピードメーター、バーエンドミラー、グリップ、そしてウインカーに至るまで、ミニマルかつ高品質なコンポーネントが並ぶ。SMFによる専用ブラケットには、エア圧、電圧、水温(または油温)を示す追加メーターが美しくインストールされ、マシンの状態を正確に把握する。
SPECIFICATION
- 01
- ベース車両: YAMAHA Vino 3v 50
- 02
- サスペンション: SMF製 前後カスタムエアサス
- 03
- リアホイール: 7J カスタムワイドホイール
- 04
- メーター類: Motogadget製 mini スピードメーター
- 05
- ブレーキ: Brembo製 対向2ポットキャリパー
- 06
- エキゾースト: SMF手曲げパイプ + Moriwakiサイレンサー
SMFの手によって、日常の足であるスクーターは、芸術性の高いショースタイルのマシンへと昇華した。単なるスペックの追求ではなく、全体のシルエットとディテールの美しさで魅せる。これはまさに、台湾カスタムシーンのレベルの高さを示す一台だ。
PHOTOGRAPHS
05 IMAGES
AI GENERATED · 2026/05/01 03:01 UTC
